こども達との貴重な4日間をご報告させていただきます。
⚫️1日目：駄菓子屋体験 – 利益と社会貢献を考える
初日は「駄菓子屋」の運営に挑戦しました。子どもたちは実際に問屋へ駄菓子を仕入れに行き、販売価格と仕入れ値を計算しながら、売上をシミュレーションしました。
しかし、場所代や人件費を含めると、ほとんどの駄菓子屋が赤字になるという現実を目の当たりにしました。これにより、「なぜ町の駄菓子屋さんが減ってしまっているのか」という社会的な背景を肌で感じ、深く納得した様子でした。
同時に、私たちの運営する駄菓子屋「FORYOU」が、売上だけを追求するのではなく、子どもたちの居場所づくりという目的で運営されていることを説明し、社会貢献の意義についても学びました。午後には、実際に駄菓子を棚に並べ、お店に買いに来た小学生たちと交流する温かい時間となりました。
⚫️2日目：不動産屋体験 – 理想の住まいをデザインする
2日目は、FORYOUが管理する新築の賃貸物件を見学しました。オーナー様のご厚意で、実際に住むことを想定しながら「どんな間取りが良いか」を真剣に検討しました。
さらに、「みんなが借りたい！」と思えるような物件写真を撮ることに挑戦。これが想像以上に難しく、人を惹きつける表現力の重要性を実感したようです。
⚫️3日目：不動産調査 – 社会の仕組みを知る
3日目は、不動産物件調査のため市役所を訪問しました。物件販売前にどのような調査が必要なのかを体験し、市役所の方々が丁寧に教えてくださったおかげで、子どもたちは社会の仕組みの一端を垣間見ることができました。自分達の家の周辺を地図で調べてみたりと楽しく学ぶことができました。市役所のみなさま貴重なお時間をいただきありがとうございました。
⚫️4日目：学びの振り返り – 未来へのメッセージ
最終日は、これまでの調査や体験を振り返り、4日間で学んだことを復習しました。
マスターゆうからは、自分のやりたいことや将来について深く考えること、親や先生と意見が違う場合、諦めるのではなく、反抗するのでもなく、自分の気持ちを言語化して相手にわかってもらえるようにしっかり自分で伝えることの大切さを伝えました。
情報が溢れる現代社会を生きることの難しさや危うさについても触れ、「いつかこの経験を思い出してよかったなと思ってくれたら嬉しい。自分を見失わずに、たくましく夢を持って頑張ってほしい」という温かいメッセージをこども達に込めさせていただきました。
このチャレンジ体験を通じて、彼らの将来を考える上で少しでもヒントになれればマスターゆうはうれしいです。
子どもたちが地域と社会に触れ、未来を考える貴重な体験に関わらせていただきましたこと感謝いたします。